小牧市のこども未来館住民投票署名って知ってる? ― 2018年11月05日 21:40
初めまして、Peachhill_Futureです。11月4日に小牧市でこども未来館住民投票署名(直接請求署名)が締め切られたんです。そして、9日には集計されて市に提出されることになっています。私、個人的にこの署名に取り組んできたんですけど、あまりのことの重大さに、このブログを立ち上げざるを得なくなったという次第です。
まさか私が教科書で習ったあの条例制定の直接請求^^;(教科書には、イニシアチブって書いてあったと思うよ)に関わることになるなんて、夢にも思っていなかったけど、これが成り行きっていうやつなのねえ。
とにかくこの署名、最低ラインの有権者の50分の1は軽く突破して、その4倍以上、有権者の1割弱、10000筆弱程度は行けそうな気配なのねん。小牧の直接民主主義も捨てたものではないのだ。 それだけ市民にも、山下小牧市長独走ストップの気持ちがあるんじゃないかな。山下小牧市長は、とにかく全然市民の声を聴かないで、やりたい放題じゃあかんよ。
どんな、問題があるのかって?それは、次に続く・・・。お楽しみってことで^^;
小牧市こども未来館、何が問題なのよ! ― 2018年11月05日 21:57
小牧市こども未来館、何が問題なのか、とりあえず思いつくことを列挙してみました。
1 未来館構想の概要
・小牧駅前のラピオビルの中に作るという巨大遊具が使えるアミューズメント的施設であり、中に入る予定なのは、アスレチック・ボルダリング・ネット遊具等の巨大遊具。2・3階の床と天井を打ち抜いてシンボルツリーも作られる予定であり、改築費だけで何と22億円という代物。
2 特命随意契約問題と予定価格漏れ談合の疑い
・こども未来館の設計の業者選定にあたって、競争入札が行われず、 市の予定価格の100%で、特命随意契約が行われたことが判明。
要するに予定価格が漏れていたっていうことじゃないの?これ!
3 区分所有法違反住民監査請求問題
・地権者全員の同意がなく設計等が進められているのは問題だという 住民監査請求がおきている。
4 財政上の問題
・ラピオに、こども未来館でなく図書館を入れれば、国からの補助金を考慮して少なく見積もっても、A街区図書館建設費約40億円、維持費年間約4億円は不要になる。
・高齢化・人口減・歳入減の中、必要なことを考えるべきである。財政のつけをこどもにまわしてはいけない。
5 利用上の問題
・平日の昼間は、こどももいない。ほんとうに利用者がいるのか?無駄な箱モノにさせないようにしなければいけない。
・一度床や天井を打ち抜いてしまったら、他のことに転用することもできなくなる。
6 建設の理念・児童館のあるべき姿
・何のための未来館かー大型遊具でいいのか?子どもの未来に必要なことが問われていない。
・児童館・児童センターのあるべき姿とは何か?児童センターの立て直しでは、広すぎる。子育て支援センター機能でよい。
・地域小型児童館ですら各中学校区にないのに、なんで中央に箱モノ作りなのか?
なるべく字数減らそうと思って、羅列しても、こんだけ問題があるじゃん。
で、一番の問題と言えば、この「こども未来館」設計等に当たって、市民の意向・民意をちゃんと聞かずにことを進めようとしていることです。
こども未来館に関するパブリックコメントは69件出されましたが、その全てが否定的意見でした。賛成意見は1件もなかったわけ。その中には、「巨大遊具はいらない。」「アミューズメント施設はやめてほしい。」「A街区の新図書館建設も中止して、ラピオなどを活用してほしい。」という声も当然多くありました。というか、それがほとんどでした。
なのに山下市長は、そういう声を無視して建設を強行しようとしています。はっきり言って、これでは何のためのパブリックコメントであったのかわかりません。民主主義をこわしてしまうことになると思います。市民の意見を聞くということなら、まずパブリックコメントの内容がどのように施策に生かされたのか、それを説明する必要があると考えます。そこから始まるのではないでしょうか?
という怒りが積み重なって、ついに住民投票署名となったんですけど、とにかく9日に署名提出と記者会見も開かれるみたいだから、注目してみましょう!
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